最終更新: 2025年11月29日
渋谷区の出産・子育て支援情報
渋谷区の出産・子育て支援情報
渋谷区固有の支援制度をまとめる。東京都共通の制度（出産応援ギフト、子育て応援ギフト、児童手当、子ども医療費助成等）は除外。
1. 育児パッケージ
渋谷区独自の制度。妊娠週数に応じた条件を満たすと、育児用品の詰め合わせが贈呈される。
- 対象者:
- 妊娠16週〜32週の間に保健師との面接（ネウボラ面接）を受けた方
- 妊娠33週に達した時点で、渋谷区に住民登録がある方
- 内容: 肌着、ベビー服、スタイ、体温計、ガーゼ、バスタオル、爪切りなど（総額3万円相当以上）
- ファミリアやミキハウスなどのブランド品が含まれる場合あり
- 受取方法:
- 妊娠16週〜32週の間に保健相談所などで面接（ネウボラ面接）を受ける際に申請書を記入
- 妊娠36週頃に自宅（または里帰り先）へ郵送
- 注意: 妊娠33週時点で渋谷区に住民票がないと受け取れない
ネウボラ面接（妊婦面接）の申し込み
- 時期: 妊娠16週〜32週の間（推奨）
- 予約方法: 担当保健相談所へ電話で予約
- 中央保健相談所: 03-3463-2439
- 恵比寿保健相談所: 03-3443-6251
- 幡ヶ谷保健相談所: 03-3374-7591
- 流れ: 電話予約 → 書類郵送 → 記入して返送（返信用切手は自己負担） → 面接
2. ハッピーマザー出産助成金
渋谷区独自の助成金制度。
- 金額: 1出産につき上限10万円
- 条件:
- 妊娠12週を超えて出産した方
- 出産日の3ヶ月前から申請日まで継続して渋谷区に住民登録があること
- 健康保険に加入していること
- 受取方法:
- LINE申請: 渋谷区公式LINEアカウントから申請。セブン銀行ATMで受取可能
- 郵送・窓口: 申請書を提出
- 申請期限: 出産日から1年以内
3. 産後ケア事業
産後5ヶ月未満（訪問型・デイサービス型は1年未満）の母子で、体調不良や育児不安があり家族から支援を受けられない場合に利用可能。
宿泊型
- 内容: 施設での母体管理・乳房ケア・沐浴指導
- 利用上限: 5日間（産後5ヶ月未満）
- 料金: 1泊2日 7,000円、以降1日につき3,500円加算
- 非課税世帯: 1泊2日 2,000円、以降1日につき1,000円加算
訪問型
- 内容: 自宅での授乳指導・乳房ケア・育児相談（1回90分まで）
- 利用上限: 3回まで（産後1年未満）
- 料金: 1回 1,000円（非課税世帯: 無料）
デイサービス型（2025年4月開始）
- 内容: 日帰り通所での母体管理・ケア
- 利用上限: 5回まで（産後1年未満）
- 料金: 1回 2,000円（非課税世帯: 500円）
申請方法
- 時期: 妊娠28週から利用希望日の14日前まで
- 方法: LINE、郵送、窓口
- 備考: 1度の申請で宿泊型・訪問型・デイサービス型すべて利用可能
4. 赤ちゃんショートステイ
渋谷区独自の制度。出生後4か月未満の乳児を養育するお母さんが養育困難になった場合に利用可能。
- 対象: 出生後4か月未満の乳児
- 利用: 月1回、1回につき6泊7日以内
- 料金: 1泊2日 6,000円、1日増えるごとに3,000円加算
- 委託先: 日赤乳児院
5. 不妊治療助成（渋谷区独自上乗せ）
生殖補助医療（体外受精・顕微授精等）
- 助成額: 1回の治療につき自己負担額の10万円まで（渋谷区独自）
- 男性不妊: 別途10万円まで
- 回数リセット: 出産後（妊娠12週以降の死産含む）は回数リセット可能
一般不妊治療（タイミング法・人工授精等）
- 対象: 40歳以上43歳未満（渋谷区独自。40歳未満は東京都の制度を利用）